【新型コロナウイルス】変異株・オミクロンでもわかる?抗原検査キットの知識 1/27追記

長引くコロナ禍、病院等に行かなくても自宅で手軽に感染の有無を調べられる便利なアイテムとして定着した新型コロナウイルスの抗原検査キット。

ただ、人間が新型コロナウイルスの対策を強化しても、ウイルスも変異をし、いたちごっこの様子を呈しています。

そんな中、気になるのが新型コロナウイルス抗原検査キットの変異株に対する有効性です。
そこでここでは、新型コロナウイルスの抗原検査キットは次々に出てくる変異株に対しても対応できるかどうかについて解説していきます。

2022/01/27追記



新型コロナウイルス抗原検査キットは変異株にも対応

まず、結論として、新型コロナウイルス抗原検査キットの『変異株にも対応』としているものは変異株であっても検出が可能とされています。
(※出典:神奈川県HP )

これまで様々な変異株が生まれていますが、これらは主にスパイクタンパク質(S Protein)が変異しているものです。

具体的には、新型コロナウイルスの変異はウイルスのスパイクタンパク質を構成するアミノ酸基(1,273個)のうち、何番目のアミノ酸残基がどのように置き換わったかを示しています。

(※出典:厚生労働省 2-2.変異株について

一方、新型コロナウイルスが持つヌクレオカプシドタンパク質(N Protein)は、ウイルス中に含まれるタンパク質の中で最も豊富なタンパク質であり、強い免疫原性と保存特性を持っています。

このヌクレオカプシドタンパク質を検出するタイプの新型コロナウイルス抗原検査キットならば、新型コロナウイルスの変異によって結果が左右されることはないため、変異株であっても検出が可能なのです。

新型コロナウイルス抗原検査キットではどの変異株かは特定できない

新型コロナウイルス抗原検査キットは変異株にも対応が可能であり、検査によって変異株の感染の有無を確認することができます。
ただし、検査で陽性となっても、どの変異株による感染かを特定することはできないのでご注意ください。

しかし、どのタイプの新型コロナウイルスの感染であっても、陽性と出た後にやることは同じです。

まず、他者に感染させないように注意しながら、すぐに病院に行くこと。
迅速な対応が新たな感染者を作らないだけでなく、今後の新しい変異種の誕生を防ぐことに役立ちます。

また、陰性であっても偽陰性の可能性もあるので、引き続き、感染しないように気を付けて生活をしましょう。

新型コロナウイルスは次々に変異している

新型コロナウイルスはいまだにわからないことが多いウイルスであり、約2週間に1箇所程度の速度で変異しています。

(※出典 厚生労働省 2-2.変異株について

2020年のイギリスで検出されたアルファ株に始まり、

  • 南アフリカで検出されたベータ株
  • ブラジルで検出されたガンマ株
  • インドで検出されたデルタ株…と次々に変異をしています。
    さらにインドのカッパ株というものまで最近は耳にすることもあり、日本にすぐに影響があるとは言い切れませんが多くの変異をもたらすウイルスです。

現在、日本でもワクチン接種も順次行われていますが、そのワクチンの効果を弱める可能性のある株も登場していますし、さらに強い感染力を持った変異株が今後生まれる可能性も否定できません。

 

2022/01/27追記:オミクロン株について

 

日本でも猛威を振るっているオミクロン株。

この記事を公開した1月9日(日)時点での新型コロナ感染者数は1223人と、増えつつある状態ではありましたが、感染者数は26日午後6時現在で1日あたり初めて7万人を超えました。

2日連続で最多を更新し、過去最多となっています。

感染力が非常に高い上、無症状であることも少なくないため、無自覚での感染拡大が広がりつつあるのもわかっています。

また、まん延防止措置が東京以外でも適用され、現在重点措置の適用地域は34の都道府県に拡大さ

(参照:朝日新聞 NHK

この国の対応に伴い、変異種株・オミクロン株対応抗原検査キットも登場しています。
自宅や職場で抗原検査・抗体検査が最短5分で検査可能です。

当社DAIKOMARKETはもちろんですが、様々なメーカーからでているので、しっかりと備えておきましょう。

まとめ買いをしておくと、都度検査をできます。

 

[clink url=”https://www.d-market.jp/news3/11461/”]

 

簡単に調べられる新型コロナウイルス抗原検査キットを備えておこう

ワクチンは広がりつつあり、街中にも活気が戻りつつありますが、今後も3密(密集・密接・密閉)を避け、適切なマスクの着用、手洗い・手指の消毒徹底などを行うことは継続しましょう。

また、個人が簡単に新型コロナウイルスの感染の有無を調べられる新型コロナウイルス抗原検査キットを手元に用意しておくこともおすすめします。

ただし、新型コロナウイルス抗原検査キットを選ぶ時には、「変異株にも対応」との記載があるものを選びましょう。

 

 

 

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