2021年11月に南アフリカで発見されたオミクロン株は、まさに『爆発的』と表してよいほどこれまでにない早いスピードで世界的に感染者を増やしています。
日本でも同様に感染者数は急増し、特に1月に入ってからは感染者数が増え、2022年1月7日には沖縄・山口・広島でまん延防止等重点措置の適用が決まりました。
東京都では、会食の制限が8人から4人に。
それだけにとどまらず、その他にも適用を視野に考えている県も少なくありません。
そこでここでは、2022年1月12日現在のオミクロン株の感染者数について解説していきます。
2022年の年明けからオミクロン株感染者が急増
2021年末、日本でもオミクロン株の感染者が発見されて以降、それまでは1日あたり100人程度だった新型コロナウイルス感染者が急激に増えています。
NHKのまとめによると、2021年12月16日~2022年1月10日までの日本国内での感染者は
2021/12/16 | 188 |
2021/12/17 | 182 |
2021/12/18 | 201 |
2021/12/19 | 177 |
2021/12/20 | 151 |
2021/12/21 | 247 |
2021/12/22 | 261 |
2021/12/23 | 294 |
2021/12/24 | 297 |
2021/12/25 | 320 |
2021/12/26 | 263 |
2021/12/27 | 212 |
2021/12/28 | 383 |
2021/12/29 | 497 |
2021/12/30 | 515 |
2021/12/31 | 506 |
2022/1/1 | 534 |
2022/1/2 | 553 |
2022/1/3 | 779 |
2022/1/4 | 1265 |
2022/1/5 | 2635 |
2022/1/6 | 4470 |
2022/1/7 | 6205 |
2022/1/8 | 8476 |
2022/1/9 | 8243 |
2022/1/10 | 6438 |
(出典:NHK 特設サイト新型コロナウイルス)
オミクロン株の特徴と今後の予測
多数の変異によって生まれたオミクロン株の主な特徴は、
- 感染力が強い
- 潜伏期間が短い
- 症状が重篤化しにくい(風邪に似た症状)
の3つが主に共通してあげられています。
事実、年末年始、風邪と思い込んだ無自覚の新型コロナウイルス・オミクロン株感染者が地元に行って親戚や友人と会ったり旅行をしたことで感染力の強いオミクロン株が周囲にばらまかれ、そこで感染した人が短期間で発症しクラスターを発生。それが年明けから起きている爆発的な感染者数の激増の背景に。
また、人の移動により市中にばらまかれた新型コロナウイルス・オミクロン株は今後もさらに市中感染を起こし、感染者数を増やすと考えられています。
デルタ株からオミクロン株へ急激に置き換わりが進む
現在、日本ではデルタ株からオミクロン株へ置き換わりが進んでいます。鹿児島県のスクリーニング検査によると、ゲノム解析の結果、感染者の約79%がオミクロン株感染疑いとなっています。 (出典:南日本新聞 1月8日)
また、東京の感染者、オミクロン株の疑いは4割超という数字も。(出典:朝日新聞 1月6日)
デルタ株と比べて重篤化しにくいと推測されているオミクロン株ですが、だからといって油断はできません。
重篤化しにくいといっても重症化するケースは0ではなく、もともと体が弱い方・体力がない方・持病のある方・幼児・高齢者などにとっては脅威であることは変わりません。
これ以上の感染拡大を防ぐためにやるべきこと
今できることは、引き続き徹底した手洗い・うがい・マスクなどの感染症対策と合わせて、風邪と混同しやすいオミクロン株への感染をいち早く発見し、極力、周囲の人にうつさない努力をすることです。
そのために役立つのが、新型コロナウイルス感染を簡単に検査できる『新型コロナウイルス抗原検査キット』です。
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