店頭販売は品薄でもネットで買える?抗原検査キット

想定を上回る新型コロナウイルス・オミクロン株の感染拡大により、深刻な問題となっているのが感染の確認に使われる「抗原検査キット」不足です。

現在、すべての都道府県で無症状でも無料で抗原検査やPCR検査を受けられる取り組みが実施されていますが、個人で「抗原検査キット」を利用する人が急増したことから需要が一気に増加。キットの入手が困難となって無料検査を中止するケースが出てきているだけでなく、医療機関でも不足するという異例の事態に。

店頭に並んだ途端、すぐに売り切れてしまうという「抗原検査キット」について、現状と「抗原検査キット」を買い求める方法、そしてインターネットでの購入の際の3つの注意点について解説します。



 

抗原検査キットが足りない?店頭で「売り切れ」続出

症状が風邪と似ていることから見過ごしてしまいやすいオミクロン株の感染の有無を、病院や保健所に行くことなく簡単に調べられる便利な「抗原検査キット」。
感染者の拡大により、濃厚接触者の数も増え、「感染したかも」とキットを買い求める方が急増しています。
その結果、ドラッグストアなど店頭では在庫の品切れが続いているだけでなく、病院などの医療機関・保健所ですらキットが不足し、深刻な問題となっています。

 

抗原検査キットはインターネットで購入するのがおすすめ

しかし、焦る必要は全くありません!

店頭では品薄が問題となっている「抗原検査キット」ですが、インターネットならばまだ余裕を持って購入できます。

ただし、インターネットで購入できるのは、薬局で薬剤師の指導を受けて購入できる「承認済み抗原検査キット」ではなく、「研究用抗原検査キット」となるのでご注意ください。

インターネットで「研究用抗原検査キット」を購入する時の3つのポイント

ただ、「研究用」は信頼性が低いとの意見もあるため、インターネットで購入するのは不安という方も多いことでしょう。
実際、厚生労働省や自治体、病院などの医療機関でも「研究用抗原検査キットではなく承認済み抗原検査キットを」としているところが多いです。

確かに「研究用抗原検査キット」は品質によってばらつきがあります。
しかし、インターネットで「研究用抗原検査キット」を購入する場合の3つの注意点に気を付ければ何も心配はありません。

  • 信頼できるキットを選ぶ
  • 信頼できるショップを選ぶ
  • オミクロン株対応のキットを選ぶ

「研究用」というのは…

厚生労働省(国)の承認を受けていないというだけのこと。
日本国内での承認は受けていなくても、WHO推薦リスト登録商品と同品質の「抗原検査キット」や、すべてのEU (欧州連合) 加盟国の 基準を満たすものに付けられる基準適合マークのCEマークを認証している「抗原検査キット」など信頼できる「抗原検査キット」があります。

また、信頼できるショップで購入するのも大事なポイント。「抗原検査キット」を取り扱っている会社も信頼できる会社かどうか購入前に確認してください。

オミクロン株対応と明示されている「抗原検査キット」を選ぶのもお忘れなく。

買占めはNG。必要な分を購入

抗原検査キットが不足していると聞くと、「買える時に買っておこう」「転売しよう」と必要以上に抗原検査キットを大量に買い占める人が残念ながらいます。
事実、以前にも、コロナ禍のマスクやトイレットペーパーなどの買い占め・転売ヤーが社会的な問題となりました。

しかし、それは結果的に新型コロナウイルスによる社会的な混乱を長期化・深刻化させるだけなので絶対に控えてください。

一部の買い占めにより抗原検査キットが一般に手に入らなくなる事態が長引くと、オミクロン株の感染拡大はさらに進み、まわりまわって自分の首を絞めることになります。
しかし、必要な人に抗原検査キットが適切に行き渡れば、個々で迅速かつ適切な対応・対策ができ、次第にこの混乱・感染拡大も解消されていくことでしょう。

また、今は抗原検査キットの不足が問題となっていますが、それを受けてメーカーも製造数を増やしているので、買い占めさえしなければ問題はじきに解消されます。

このコロナ禍で大事なことは、一人ひとりが理性を持って冷静に賢明な対応をとること。
正しい判断と行動で、コロナ禍の混乱を乗り切りましょう。

 

 

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